大丸松坂屋百貨店が、2025年に刷新したショッピングバッグや包装紙のデザイン「百様図(ひゃくようず)」がすごく素敵でした。規則的に穴を開けた紙を重ねることで作られる模様の面白く、この手法を用いると他にどんなデザインが作れるのか実際に紙を切って作ってみたくなります。
https://www.daimaru-matsuzakaya.com/vi/
ただ、いきなり紙を切り始めると大変なのでシミュレーターを作ってみました。
https://handicraft-recordbook.github.io/Layer-shape-simurator/
デフォルトでは3枚のレイヤーが重なっています。数字が小さいほうが奥です。それぞれのレイヤーのパラメーターをいじることで好きな形・色にすることが出来ます。
Shapeで穴の形を決めます。現在はこの6種類の穴を設定できます。
Sizeで大きさを決め、Spacingで穴の間隔を設定できます。Shiftは全体的に位置を動かします、上下レイヤーの穴の位置合わせに使えます。Gridは穴が並ぶ配列を指定できます。squareは格子状、triangleは敷き詰めた三角形の各頂点に穴を並べます。diamondはsquareを45ど傾けたものです。ドロップシャドウを設定すると実際の紙を重ねたような見た目になります。ただ、このドロップシャドウの処理は同じ形のレイヤーをグレーにして重ねるという簡易的なものなので、別レイヤーの穴の中に落ちた影などは正確には表現されていません。
こんな感じで色々とデザインできるので試してみて下さい。スマホからも操作できますが、PCから操作するほうがおすすめです。
このシミュレーターのプログラムははAIとのやり取りで作成しました。はじめはChatGPTといっしょに作っていたのですが、段々と複雑になるに連れ思ったような処理が出来なくなってきたので途中でClaudeにバトンタッチして現在の形になっています。
Githubにソースがあります
https://github.com/Handicraft-Recordbook/Layer-shape-simurator
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