アイディアと工夫で驚きと楽しさを
映画ドラえもん のび太の新恐竜よりキューとミュー
久しぶりにドラえもんの映画を見てきました、めちゃくちゃ良かった!家族ではまりました
子供はラストシーンで大号泣、親子でドラえもんを楽しめるようになったんだなぁとしみじみです
コロナの影響か公開から1ヶ月経っていたからか、広い館内にたった3組の観客
子供と見る分には落ち着いて見れたから良かったんだけど、この騒ぎがなかったら大ヒットになってたろうにと少し残念
何年もドラえもんの映画を見てなかったので、今度子供達と一緒に見てみよう
工作はティラノサウルスの構造がベースです
キューと比べてミューのほうが翼と尻尾が長め
せっかくなので色鉛筆で塗り分けました
設計図
こちらは切る前に色を塗りました
手押し車バージョン
割り箸を束ねて足のリンクを作っています
モーター軸からの最初のリンク(黒い十字の部品)を長くすると一歩が大きくなりますが、重心を外しやすくなったりスライドする部分が意外と大きくなったりと作るのが少し難しくなります
かと言って短くしすぎると足が左右で干渉してうまく回らないので、どのくらいが適当か試行錯誤して決めました
一回大破して直して、もう一回大破して修理待ちBoxの中に…
元気だった頃の写真を取り忘れて、あまり残っていません
こちらも大人気の恐竜
この3本の角でティラノサウルスに立ち向かう姿はワクワクしますね
フリルの部分にティラノサウルスの歯形が残っている化石もあるそうです
前足の指は5本ですが、後ろ足の指は4本
今度博物館に行ったら確認してみましょう
大長編ドラえもん、のび太の恐竜のピー助でおなじみフタバスズキリュウ
2006年に正式にフタバサウルス・スズキイという学名で新種として登録されました、意外と最近ですね
恐竜ではなく首長竜の仲間
四肢のヒレを使って海を泳いで小さな魚などを食べていたと考えられています
この長い首、あまり自由に動かなかったようです
工作では首を体から上に持ち上げていますが、ここまでも上がらなかったかも…?
トイレットペーパー芯の周方向をめいいっぱい使って首の長さを出しています
首回りの少ししか切りカスが出ない効率的な(?)仕様
お尻の部分のいらない紙は折りたたんで内側に詰め込んでいます
首は組み立てる際に内側に180度折り込むので、作図段階では体側を向いていますが組み立つと前を向きます
工作の必需品、ハサミ
ハサミは手のサイズにちゃんと合ったものでないとうまく切れません
大人用のものを無理に使おうとすると変な持ち方になるし
切れ味が鋭すぎたり先が尖っていたりすると見ていてハラハラしますね
ま、自分が子供の頃には気にせず大人用のものを使っていましたけど…
いざ親になると過保護になります
最大級の恐竜、ブラキオサウルス
脚の骨一つだけでも大人の身長以上あります
頭の上のコブの所に鼻の穴があり、昔はこれをシュノーケルのように使い海の中に入っていたのではと考えられていました
しかし、今では水圧で呼吸が出来なくなるため陸上生活していたというのが定説です
他の竜脚類とは異なり、前脚のほうが後脚よりも長いという特徴があります
トイレットペーパーの周方向に伸ばすことによって首と尻尾の長さを稼いでいます
首は垂直に掲げると心臓が血を送れないんじゃ無いかと言われているので斜め45度くらいにしましたが、これでも高すぎるかな?
前脚の長さを表現するために芯を斜めに使っています
背中の部分は折りたたんで蓋をしているのですが、この部分を差し込む穴を開けるためにカッターが必要です
ダンボールハウスの空間ってなんか落ち着きますよね
子供達にも人気です
自分でつくろうと思うけど、通販の小さなダンボールばかりで子供が入れるほど大きなダンボールがない…
どうやって設計したら…とお悩みのあなた
今あるダンボールを、ただつなげるだけでOKです
では今あるダンボールを並べてみましょう
入口となる部分を四角く除いて、パズルのように組み合わせていきます
しっかりとしたダンボールはなるべく入口近くに配置してください
いろいろな大きさのダンボールがあるのでピッタリと平面に敷き詰められない?
それでいいんです
敷き詰めらずに穴の空いたところは自信を持って「窓」と呼びます
重なった部分は「補強した」と思いましょう
それぞれのダンボールをガムテープで表と裏からしっかりと留めてください
このつなげたダンボールが横幅3mのとき、完成時に直径約1mになります
高さはお子様の身長に合わせて調整してください
さあ、つなげ終わったら丸めて端同士をガムテープで留めて円柱状にして立てます
この部分は一人だとちょっと大変かもしれないのでみんなでやりましょう
この状態だとまだ少しふにゃふにゃします
次に円柱の頭の部分を少しずつ内側に傾けて重なった部分をガムテープで留めます
これを40cmくらいの間隔で一周やり、円柱の頭を台形型にします
芯の折れた鉛筆の頭みたいな形です
こうすると構造がしっかりして簡単には潰れたり倒れたりしなくなります
天井に穴が空いているので中は明るく、熱気もこもりません
入り口の扉は好みでどうぞ
うちは手ぬぐいをぶら下げました
作ってから2ヶ月弱
まだなんとか壊れずに遊べています
追記
3ヶ月目に崩壊しました
が、子供達の強い希望により再建
ハロウィンの飾り付けもしました
ダンボールなので気にせずペタペタ貼れます
平行リンクバージョン
このように平行に板をくるくると回すにはリンクの軸が2つだとうまくいきません
リンクが一直線になったときにモーター軸ではない方の回転軸がどちら方向にも回転できるようになってしまい不安定になるのです
このリンクが一直線になる位置を死点といいます
これを回避するためには左右の足の位相をずらしてやるのが一つの方法
バタフライじゃなくてクロールするようにすれば、右足が死点の位置に来たときに左足側のリンクが頑張って正常に回転します
ただし、180度ずらしたクロールだとリンクがやはり一直線になってしまうので、160度くらいのズレでやるのがいいと思います
(どのくらいの角度でうまくいくかはリンクがどのくらいの精度で出来ているかによります)
今回の場合バタフライをさせたかったので、上記の方法ではなくリンクの軸を3つに増やしました
こうすると3つのリンクのうち2つが死点の位置でも、残りの一つが死点の位置ではなくなるのでうまく回転してくれます
理論上どんな三角形でも動きますが、正三角形に近いほうがうまくいきます
ただ、歩くの歌に出てくる同形状のロボットは、この3つ目のリンクがあるように見えないんです
コマ送りで観察したのですが、リンクが2つしか見えないのにどうやって死点を回避しているのか……
モーター軸以外のリンクは竹ひごと割り箸でできています
竹ひごの端は木のビーズ(写真の黒い玉)を刺して木工用ボンドで留め、抜けどめにしています
さわっても痛くないので子供にわたしても安心
トルクも大したことないので指を挟んだりギアが欠けたりといったこともなさそうです
容赦なく遊ばれて故障して修理待ちの箱の中にいます
どこまでリアルに作れるのかの実験
今までと同じように切って折るだけ、一部品です
展開図
左右対称です、トイレットペーパーの芯を潰して以下のような感じに線を引きます
斜線部を切り落として線の部分に切れ込みを入れた状態